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不動産投資が老後の不安を解消できる??

2021/05/10

「老後2000万円問題」という言葉、耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか?
日本の平均寿命がや高齢者の健康寿命が延びたこともあり年金がいくらもらえるのか、老後の生活は大丈夫なのか不安になる方も多いはずです。
一般的には定年を迎えると仕事を辞めて、退職金やそれまでの貯蓄、そして年金のみで生活していくことになります。
退職金をもらえない会社も多く、十分な貯蓄ができるのか不安といった方に、不動産投資に注目されています。
今回は老後の生活資金、年金問題と不動産投資の関係について、ご紹介したいと思います。

 

年金問題

話題になった「老後2000万円問題」というのは、私達が老後に必要な資金が、年金のみの場合2000万円不足してしまうということです。
これまで60歳から支給されていた年金が、改正により昭和36年4月2日以降(女性は昭和41年4月2日以降)生まれの方は65歳からの支給に変更されました。
また、今後この支給開始年齢は更に遅らせることが検討されています。
年金が月にいくらもらえるのか、という問題ですが国民年金は月に約5万円、厚生年金は月に約14万円と言われています。
もし持ち家でなく賃貸の場合は特に、この金額のみで生活をする、というのは考えにくいでしょう。
国民年金は自営業や専業主婦など、厚生年金は会社員や公務員が対象になります。
厚生年金の受給額は保険料の納付月数と収入によって決まるため、収入が高いほど受給額も多くなります。
また、受給額は年代によっても異なり、年齢が高くなるほど金額も上がります。
例えば厚生年金の場合、65〜69歳の場合は約14万6,000円ですが85〜89歳の場合は約16万7,000円になります。
高齢化が進むことが予想されている日本で、今後も少しずつ下がって行く可能性は高いでしょう。

老後の生活費

老後の生活に必要な資金等とは、いくらくらい必要なのでしょうか?
夫婦2人が生活を送る上で必要とされている最低費用は、月々約22.1万円と言われています。
最低でもこの金額、ということですから旅行など娯楽費を考えるともっと必要になるということになります。
また、もしもの時の医療費など突然の出費も考えられます。
年金を考えずに、定年の60歳から月々の最低費用22.1万円を貯蓄で補う場合、60歳から100歳までの40年間の費用は、夫婦で約1億円もの貯蓄が必要になります。
1人あたり約5,000万円の貯蓄を30歳から始めるとすると、月に約13.8万円が必要となりますが、30代の平均月収は手取りで約31万円と言われているので、月に給与のの約半分近い金額の貯蓄となると難しいと感じる方が多いでしょう。

 

年金プラスαの収入になる不動産投資

低金利状態の現代で、銀行に貯金しても増えることはほとんど見込まれません。
そのため、プラスαの収入源として「不動産投資」に興味を持つ方が増えてきています。
不動産投資の場合、家賃収入という月に安定した収入を得られ、資産を作ることができます。
また、少ない自己資金でも銀行からの融資で不動産を購入することができるので、賃料を返済資金に充てられるという点でも始めやすい投資になります。
そして融資完済後は、家賃収入は全て資産に充てることができます。
万が一体を壊すなどと言った理由で早期退職した場合にも、自分で働いて収入を得なくても収入が見込まれるという点においてもメリットがあります。
借り手さえつけば安定的で、長期的な収入が入る不動産投資は、メリットも多いのです。

不動産投資でかかる費用

不動産投資では、物件さえ購入すれば家賃収入が得られるだけ、というわけではありません。
建物の維持費、管理費など費用も発生するということを覚えておきましょう。
必要経費、借り入れをする場合はローンの返済額、定期的にかかる税金もあります。
しかし税金に関しては、節税対策を上手に活用していくことによりプラスに感じる面もあります。
古い物件を購入する場合は、予想以上に修繕費が高くかかってしまい、失敗に繋がったケースもあります。
これを防ぐには、購入時に建物の状態などを把握する必要があるでしょう。

“不動産投資=年金代わり”の注意点

上述したように、不動産投資を上手に活用すれば年金プラスαの資金として生活を潤してくれるでしょう。
実際「不動産投資をすれば、いくらもらえるか不安な年金を補ってくれますよ!」「不動産投資は年金代わりになりますよ!」と言うのは不動産業界のセールストークの一つです。
気を付けなければならないのは、年金代わりに購入したはずの不動産が、逆に年金を消費することにならないようにするということです。
つまり、予想していた家賃収入が満足に得られなくなったり、予想外の修繕積立金の値上げや大規模修繕による支出の増加から、毎月のローン返済が間に合わなくなってしまうということも十分に起こり得るのです。
このような事態を考慮し、長期的な目線で資金計画を立てた上で購入すれば、年金をサポートする収入につなげることが出来るでしょう。

 


不確定な収入である年金に対して、不動産投資は上手に活用すれば自身が働かずに安定的な収入が期待できます。

エコパートナーズでは、初めての不動産投資に不安な方でも無料でご相談を受け付けております。
既に不動産をお持ちで今後の資産運用に不安な方も、是非お気軽にお問い合わせください😊